バターの存在

この世からバターの存在が消えたら困りはしないけど、
とても淋しい。

バターの香りが漂えば、それだけで幸せになります。
(ダイエット中は苦しくなるけど)
バターの風味が広がれば、心が豊かになります。
(胸焼けになる人もいるけれど)

「濃厚バター」と胸を張るお菓子やスイーツには、
飛びつかずにいられません。
(期待はずれのことも多々)
たっぷりのバターでソテーした素材たちは、
なんとおいしいことでしょう。
(やりすぎは後悔の基)

そんな存在がこの世から完全に消えようとしているとしたら、
全力で止めます。

そんなにバターが好きなら、冷蔵庫のストックを切らすと困る?
いえいえ。それとこれとは話が別。
我が家の冷蔵庫にバターがあると一体これはどうしたんだろうと、
逆に困惑します。
(母が買った以外考えられないけど)

バターの香りや風味は大好きです。
それなら、どうしてストックしておかないのか?
無くても困らないからです。

バターがあれば、レパートリーは広がります。
お菓子やパンを作る楽しみも増えます。
野菜やきのこのバターソテーも好き。
ホワイトソースにしてグラタンを作るのもいい。
でもそれは、バターがあればのこと。

油でソテーすればバターの風味はないけれど、
素材の持ち味が生き生きする。
わざわざ油を使わずにお浸しや煮物にすると、
カロリーも気にせずおいしくいただける。
そもそも和食派の我が家は、グラタンを食べることも滅多にない。

だから、バターの品不足や値上がりにも一切おののきません。
ただ、それが他の食品の値段に影響するのは、とても困る。

我が家以外の冷蔵庫にはバターが必須なのかと思いきや、
バターがなくなってもそれほど困らないという家が大半。
私たちを幸せにしてくれる存在なのにね。

どうか、どこかでバターが泣いていませんように。

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